優れた上司がいるかどうか

看護師の職場選びの要素として、給料や待遇、地理的要因などが考えられます。
今回は看護師の職場選びに大切なことの1つとして、優れた上司がいる職場かどうかについて考えてみます。

病院の規模が大きいことや看護師の待遇が良いことは大切ですが、看護師にはチームワークが要求されます。
不幸にも上司の指導力が著しく足りない場合、快適に勤務を続けることは難しいでしょう。
そのため改善の余地がない場合は、早めに職場選びをやり直すことが肝心です。
タイミングは、早ければ早いほど良いでしょう。

上司といっても医師や事務長や理事長や多くの役職が存在しますが、まずは直属の上司のことを当てはめてみましょう。
上司の人格によっては、職場内にイジメがまん延しており、勤務環境が非常に悪いこともあります。
このような職場は、どう考えても失敗です。
その場合は、自身の力で何とかしようと考える前に逃げ出しましょう。

では、どうすれば優れた上司のいる職場かどうかを判別できるのでしょう。
非常に難しい問題ですが、職場選びの段階でしっかりと観察することが大事です。
もちろん、面接してくれた試験官の態度や表情なども大切な要素です。
なにか変だなと感じたら、周りの人に相談したりその病院に通院している人から評判を聞いてみたり、出来る範囲で情報を集めてみましょう。
面接試験に合格したとしても、雇用契約書にサインをするまでは引き返す機会が保障されています。
職場選びを白紙に戻すことが、人生にとっての黄金の架け橋になることもあります。